活動日記(14)

[ 横浜山手聖公会聖堂修復工事 ]

   昭和6年に山手の丘の上に誕生した教会。
   城壁を想わせるデザインは、ベーリックホールや山手111番館などと同じJ・H・モーガンの設計。

2005年の年明け早々、この聖堂は火災に遭ってしまった。
数日後訪れてみると、スレート張りの屋根は焼けた梁を残して落ち、
大谷石の外壁は煤で黒く汚れたまま、夕景にたたずんでいた。
昭和20年の横浜大空襲で焼失した時の姿を思い起こす情景だった。

修復工事にかかり、滑ヨ工務店のご厚意で工事中の内部を二度ほど案内してもらった。

復興の基本方針は、「創建当時の内部の回復」だという。
天井を力強く形づくる大梁や、祭壇後部のステンドグラス用窓のフレームが
戦前の姿に蘇るとのことだ。
残念ながら、ステンドグラスの回復は費用と期間の点で無理なようで、
色ガラスが入れられるらしい)

山手聖公会がその新しい姿を現すのも、もう間近。
クリスマスには間に合うとのことで、牧師様も喜んでおられた。

2005年10月6日
像設計とNPO法人国際神奈川との共催でこの夏に行なったフルートコンサートの
余剰金の一部を、復興募金に寄付させていただいた。
(臼井洋司)